看護師・准看護師をめざすなら
病院・医院および診療所などで、医師の補助・患者の世話をみるのが主な業務になります。特に、最近の急速な高齢化に伴い、老人福祉施設や訪問看護など、医療施設以外での活動も増えつつあります。
准看護師の業務も基本的には看護師と同じで医師や看護師の指示により補助業務を行います。
【看護学校で学ぶこと】
看護師を養成する学校の教育課程は、厚生労働省で一定のカリキュラムが決められています。一般的な高校卒業後に進学する場合は・・・
3年課程=合計2,895時間
基礎分野=360時間
専門基礎分野=510時間
専門分野=2,025時間(講義990時間、実習1,035時間)
となっています。
【基礎分野とは・・・】
一般教養課程です。
心理学、論理学、生活科学、英語などがあります。科学的な思考を養うことと、人間生活の理解を深めることが中心になります。内容は、学校によって若干異なることがあります。
【専門基礎分野とは・・・】
医学の基礎科目、人体の構造と働きを理解します。
・解剖生理学
・生化学
・治療論
・社会福祉論
・関係法規
【専門分野(講義)とは・・・】
人間の一生について7つの科目を学びます。
・基礎看護学
・成人看護学
・老人看護学
・小児看護学
・母性看護学
・在宅看護論
・精神看護学
【専門分野(実習)とは・・・】
1,035時間が実習となります。最初は、学生同士で看護師役患者役の実習をおこなったり、食事や着替えなどの介助の基礎技術を習得します。その後、実際の病院などで実地実習に臨むことになります。
【卒業後は・・・】
養成学校を修了し資格を取得すると、病院や診療所に勤務します。
病床数20以上が、病院。
病床数19以下(および病床がないところ)が診療所。
【資格の内容は・・・】
<看護師>
現在、一般に主流と言われている方法は、高校卒業後、厚生労働大臣指定の養成所か文部大臣指定の学校で3年(定時制は4年)を修了し、国家試験を受験する方法です。
また、准看護師の資格を得て3年以上の実務経験者、高校卒業の准看護師が看護師になるための2年課程(定時制は3年)の養成所があります。修了すると国家試験を受験できます。
<准看護師>
中学卒業後、准看護学校で2年課程を修了するか、高校の衛星看護科で3年(定時制は4年)を卒業して、都道府県が行う試験に合格すれば、准看護師の免許が取得できます。
<資格取得の流れ>
高校卒業⇒専門学校(3年)⇒国家試験⇒看護師
中学卒業⇒准看護学校(2年)⇒実務(3年)⇒専門学校(2年)⇒国家試験⇒看護師
<准看護師制度について>
平成8年12月に准看護婦調査検討会は、現状の准看護師制度のありかたについて検討し始めました。まだ、検討中ですが、今後の成り行きが注目されます。
スポンサードリンク